一言で医療専門職といっても、様々な職種があることをご存知でしょうか。
たとえば、介護関係であれば社会福祉士が代表的なものでしょう。
社会福祉士の仕事とは患者が問題を解決するために相談に乗ったり解決のための援助をすることが主なものになります。
医療費などの経済的問題や社会復帰などの問題を解決へと導くことなどの役割を果たし、別名としてソーシャルワーカーともいわれます。
また、精神保健福祉士もソーシャルワーカーの1つです。
ただし、こちらの場合は精神的障害を持っていたり認知症になっている人を対象にしているので、精神科のソーシャルワーカーになります。
さらに、身体的な障害を持っている人を対象にしたサービスを提供する医療専門職としては視能訓練士があります。
これは眼に障害がある人の視力を回復させるために、矯正訓練を主に行う職種です。
他にも、こうした専門職だけでなく医療事務という仕事もあります。
これは一般的な民間会社の事務員と同じように事務作業全般を行う仕事ですが、診療報酬明細書を作成する必要があります。
保険制度について専門的な知識が求められるため、医療事務専門学校などに通っていた人が採用される確率が高いようです。
この点が、一般の事務員とは異なるところと言えるでしょう。
このように見ていくと、病院や介護施設で働いている人は介護士や看護士や医師だけではないということが分かるでしょう。
こうした職種に就いている人と協力をしてより良いサービスを提供できるというわけです。
これだけでなくいろいろと種類はありますが、施設に応じて呼び名を使い分けているところもあります。